SE(システムエンジニア)という職業は、日々さまざまなストレスが多くかかる職業ですよね。
「対人ストレス」もその一つ。
「言いたいことが言えない」「顧客と上司とチームメンバーとの板挟み」「立場上、顧客から叱責を受ける」などなど。
顧客のみならず、チームメンバーや自社の上司など、さまざまな人との調整が求められ、時には機嫌を伺う必要のある時もあるでしょう。
そんな溜まる一方のストレスは、何かで解消させなくてはいつか倒れてしまいます。
そんなストレスが溜まっているあなたに、「読むと気分がスカッとする本」をおすすめします。
きっとストレスも解消できるはずです!
『オレたちバブル入行組 半沢直樹1』の概要
本書『オレたちバブル入行組』は、数年前にドラマ化されて、社会現象にもなった「半沢直樹シリーズ」の原作本です。
原作本は現在4巻刊行されており、本書は第一作目にあたります。
- 『オレたちバブル入行組』 ※本書
- 『オレたち花のバブル組』
- 『ロスジェネの逆襲』
- 『銀翼のイカロス』
近日にドラマの続編が放映される予定なので、楽しみにされている、期待している人も多いのではないでしょうか。
『オレたちバブル入行組』のあらすじ
メガバンクのとある支店で、支店長が強行した融資と、程なくして倒産する融資先。
その回収不能となった融資の責任を融資課長である主人公、半沢直樹が押し付けられる。
不審な融資と行内外で繋がる絡み合う人間関係を紐解きながら、融資の回収と、自分を陥れた上司を追い詰めていく。
感想・読みやすさ
身の潔白を証明するために奔走するのではなく、間違っていることを間違っていると示し、自分の信念に則って行動する所の”芯の強さ”が、この主人公、半沢直樹の魅力です。
金融関連や銀行に携わっていなくても、難しい言葉はあまり出てこないので読むのに困ることはありません。
話が面白いだけでなく、テンポも良く、定期的に”悪いヤツ”を打ち負かしスカッとするシーンが出てくるのでどんどん読み進められます。
さいごに一言
昔同本を所有していたのですが紛失してしまったので今回買い直しました。
タイトルも、「オレたちバブル〜」に加えて副題に「半沢直樹」が付きました。
今出ている最新の文庫(私が買った本より更に新しいもの)は、「半沢直樹」がタイトルの主題になっています。
ドラマ影響で「半沢直樹」の方がイメージが定着しているからでしょうか。