うさぎエンジニアの秘密基地
映画の感想

【アマプラ感想・レビュー】|『岸辺露伴は動かない』 エピソード1「富豪村」

 

皆さんに見てもらいたいと思える映画やドラマ、動画などを紹介していく記事です。

今回はアマプラ(Amazon Prime)で観ることのできる、『岸辺露伴は動かない エピソード1「富豪村」』を紹介します。

概要

『岸辺露伴は動かない』は、荒木飛呂彦の代表作『ジョジョの奇妙な冒険』第四部に登場するサブキャラクターの1人、「岸辺露伴」が主人公のミステリードラマ。

岸辺露伴は、売れっ子漫画家である一方、「ヘブンズ・ドアー」という特殊能力(ギフト)を持っており、人の心や記憶を読んだり行動を操ったりすることができる。

あらすじ

道もなく電気も通っていない周囲から隔絶された山奥に豪邸が立ち並ぶ「富豪村」。

所有者はいずれも20代でこの村の土地を所有してから成功した大富豪ばかりという。

ただし、とある条件をクリアしないと土地を買うことが許されないらしく、その条件も公にはされていないとのこと。

富豪村の1区画が売りに出されたことを知った担当編集者の泉京香(飯豊まりえ)は、取材の名目で露伴(高橋一生)に富豪村に行くことを提案する。

富豪村に着いた二人は土地の購入を申し込むが、そこで課されたのは奇妙な試験だった。それは「マナー」。

ただし、その「マナー」を守れないと自身や自身の周りに重大なペナルティが降りかかり…

感想

私は漫画『ジョジョの奇妙な冒険』を読んだことがなく、今回初めて「岸辺露伴」というキャラクターを知るところからこのドラマに入ったのですが、岸辺露伴の程よい俺様体質のキャラクターと、「ヘブンズ・ドアー」という特殊能力を利用した物語の進め方が非常に面白かったです。

また、担当漫画家の泉京香のキャラクター性や、露伴との掛け合いがキレがあってテンポよくて観ていて楽しいです。

二人を出迎える富豪村の案内役ともいえる一究(柴崎楓雅)が醸し出す不気味な雰囲気が、ミステリー感を存分に出ていて引き込まれました。

露伴の「ヘブンズ・ドアー」を利用した機転の良さに舌を巻くエピソードでした。