映画レビュー:『ペット』|自分の帰りを心待ちにしてくれている誰かがいる、ということ

 

今回、初めて映画『ペット』を観たので、あらすじや感想をまとめてみました。

かわいい動物がたくさん登場するので、子供や動物好きの方にはもちろんですが、要所要所で考えさせられるシーンが出てくるので、大人の方にもおすすめな映画です。

また、2019年7月29日(金)に続編『ペット2』が公開となります!

今回ご紹介する『ペット』を観たこともある人も、まだ観たこともない人も、この機会に改めて観てみてください。

映画『ペット』とは?

普段は人間のペットとして生活している、犬や猫、鳥といった動物たちの、人間が留守にしている間の普段とは違う姿を描くアニメーション映画です。

『怪盗グルー』、『ミニオン』シリーズや、『シング/SING』といった人気映画を作成する、イルミネーション・エンターテインメントの人気映画です。

映画『ペット』のあらすじ

小型犬「マックス」は、飼い主の女性に愛されて幸せな生活を送っていました。「マックス」は飼い主が出かけるのを寂しがり、そして帰宅を心待ちにする、という毎日。

そんなある日、飼い主が突然、保健所から大型犬の「デューク」を連れて帰ってきます。

飼い主との二人だけの幸せな生活が壊されそうになる「マックス」と、保健所生活から抜け出せようやく幸せな生活を手に入れられることになった「デューク」は、お互いの幸せを守るため敵対します。

そんなある日、ひょんなことから二匹は街に放りだされ、さらに街の動物から追われる身となりますが、その過程で二人は友情をはぐくんでいき、お互いを認め合っていきます。

同時期に、「マックス」を普段から慕う仲間たちが二匹を探しに行く、というお話。

映画『ペット』を観て「考えたこと」

この映画はかわいい動物が出てくるだけでなく、動物たちの生活や冒険の中で、観ている私たちに考えさせられるシーンが数多く出てきます。

「ただ面白い映画」ではないのです。

その中でも私は次の2点が特に考えさせられるシーンでした。

自身の居場所を「奪われる恐怖」と「守るためにさらす自身の醜さ」

ある日、大型犬「デューク」がやってきた時に「マックス」は戸惑い、抵抗します。

飼い主が「自分だけを愛して、自分だけの相手をしてくれていた」生活に、突如、体も態度も大きい別の犬が割り込んでくるわけです。

そこで「マックス」は、家の中を自分で荒らしてそれを「デューク」になすりつけ、デュークを追い出そうと画策します。

この考えと行動は、まさに人間と同じだ、と思いました。

自身の居場所を守るために、相手をおとしいれて追い出す

客観的に見て「マックス」の行動は「醜く、ひどい考え方だ」と思う一方で、私たち人間も似た状況になったら同じことを考えてしまうのではないでしょうか。

もちろんそんなことを微塵も考えず、広い心を持ち、相手や状況を受け入れることができるのであれば一番いいと思います。

ただ、「自身が本当に幸せだと感じていたものが、ある日突然奪われる」ということは怖いことです。

大切なことは、「自身にも醜い心があることを受け入れ、その上でどう行動するか」ということだと思います。

自身を受け入れてよく考えたうえで、「どうしても譲れない大切なことなので守り抜く」のか、「相手に歩み寄る」のかを選ぶことがいいと思います。

そういった自身の姿と考え方を見直せるシーンでした。

「自分の帰りを心待ちにしてくれている誰かがいる」ということ

一日で最高の瞬間だ

この映画終盤、「マックス」と「デューク」が、飼い主の帰りをしっぽを振りながら玄関で待ちわびる時に「マックス」が言うセリフです。

このシーンを観て、「自分の帰りを待ってくれる人がいる」ということは、本当にうれしいことだと改めて思いました。

もしあなたに「自分の帰りを待ってくれている誰かがいる」のであれば、そのありがたさを強く感じることができるでしょう。

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